マイホームの健康診断受けてみませんか?

インスペクションとは

インスペクションとは、住宅の健康診断です。
人間の体に例えると、学校や職場で毎年実施される定期健康診断にあたります。車で言えば、6か月ごとに案内のある定期点検、そして3年に一度行わなければいけない車検に相当します。

私達が、一生の間で一番高い買い物になるであろう住宅、そして生命と財産を守ってもらう住宅には人間の体や車に対する検査のような義務付けがありません。
すべて、住んでいる皆さんの自己責任です。ですから、きちんと手入れをしてある住宅もあれば、建てたら建てっぱなしの住宅もあります。

国は、日本の住宅には耐震性を高めることが必要と判断し、昭和56年6月1日に新耐震基準という住宅に必要な基準を決めました。この年以降に建てられた住宅は、震度7以下の地震には耐える設計になっています。
しかし、最近の地震による被害のニュースを見ていると「あの家新しそうなのに壊れてしまったね」という住宅が残念ながら多数見かけられます。

大規模震災が起こると住宅の専門家が、被害状況の調査、被害が発生した原因が何なのかの調査に入ります。そこで分かってくるのが、地形による要因、地盤による要因以外に、建物そのものに問題があったと報告させられるケースがあります。

古い家

白蟻

雨もり

①昭和56年6月1日以前の建物で耐震性がなかった

②昭和56年6月1日(新耐震基準)以降の建物であるが
a白蟻の食害で柱がもろくなっていた
b雨もりによる柱・梁の腐食により構造材がもろくなっていた。
c新築時の施工が適切でなかった


といったケースです。

①については残念ですが、壊れても止むを得ない建物です。ですから、各自治体は補助金を用意して、耐震診断を行うこと、適切な耐震リフォームを行うことを勧めています。

②については、インスペクションを行い、不具合があるのであれば直しておく、これを行っていれば地震で倒壊する可能性は格段に低くなります。
インスペクションの費用は、5万円から15万円程度と言われています。
金額に大きな差があるのは、建物の構造や大きさ、調査する範囲、使う道具・建築時の書類が残っているか、によるからです。
詳細な調査を依頼すると普通の2階建ての住宅でも30万円以上かかることもあります。


インスペクションを行う人
検査員

インスペクション

では、インスペクション(住宅調査)は誰が行うのでしょうか?

インスペクションを行う上での厳格なルールはありません。誰が行っても構わなのです。
もっといえば、その住宅に住んでいる皆さんこそ、普段から住宅に変化が起きていないか?特に、台風や地震があった時に注意して住宅の隅々を観察してください。

とはいっても、多くの方は住宅のプロではありません。
構造的な問題や、床下の状況・屋根裏の様子を正しく判断するのは難しいですので、そこは、お金を払ってでもきちんと住宅のプロに見てもらう事をお勧めします。

平成30年4月1日より、皆さんが中古住宅を売りたい・買いたいと思った時に不動産業者は、皆さんにインスペクション制度を説明し、インスペクションを行うか・行わないかを確認する義務が発生しました。
これからの中古住宅の売買には、インスペクションを行うことは当たり前のこととなってきます。そして、その際のインスペクションを行うのは、一級建築士・二級建築士といった建築士の中の既存住宅状況調査技術者という新しい国家資格を得た者が当たることになりました。

ですから、皆さんが「インスペクションを行いたいな」と思った時には、既存住宅状況調査技術者に頼むのが一般的となります。


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